ハヤテのごとく!第185話感想「目です」

 今週は話の内容より画について思う事が多かった.


 ハヤテ親の顔。過去編の一週目で顔の造形がない事がちょっと話題になりました。色々な解釈があったと思うけど、今週の話を読んでると単純に畑先生には描けなかったのかと思えてきた。描けなかったから、開き直ってああいう風に表現する事にしたのかなと。
 だって描けないでしょ、あの親の顔は。私は想像すらできません。畑先生もできなかったのかもしれない。畑先生は本当に憎まれるようなキャラが描けないような気がする。特に目が描けなかったのではないかな。目を描くとキャラクタに魂が吹き込まれて作者が愛着を持ってしまうとか。逆に言えば、畑先生はハヤテ親に対して一片の同情も寄せないだろうということ。


 アーたんの目。重要ではないだろうけど、前からの続きで目。今週はいくつか目が印象的なコマがありました。過去編が始まったあたりのBSでアーたんの目が思ったように印刷されなかったので描き方を変える、というようなことを言っていたので気になった。アーたんの目は他のキャラとは違った書き方をしていたという事で、今週のような書き方をはじめから考えていたのかなと思った。


 アーたんの左手。BSの題名は「右手で憎悪の剣を振るう」。かつてハヤテを絶望の縁から助け上げた左手の小さいこと(12ページ6コマ目)。左手を震えさせるのは怒りか憎しみか(15ページ7コマ目)。そしてハヤテに差し出されたその手は握り拳に変わる(16ページ1コマ目)。そういうこと。


 最後の2コマから、棺と飛行石に関係があるのかと想像している。