神のみぞ知るセカイはギャルゲー的?

 この記事を書くとtanabeebanatさんの思うつぼのような気がするのでコメントで済ませようかと思ったけど、二日ぶりの更新がてらに書きます。元ネタはtanabeebanatさんのこちらの記事。私も買いました、神のみぞ知るセカイ1巻。発売日にハヤテのごとく!16巻と一緒に。それはおいといて、表題の件。


 私もギャルゲーはやった事ないので知りません。だからなんとなくなんだけど、「ハヤテ」と「神のみぞ」はギャルゲーの取り込み方が違うんだと思う。「ハヤテ」は物語全体の作り方にギャルゲーを使っていて、その土台の上で執事コメディーとかいう正体不明の漫画を書いてる感じ。一方、「神のみぞ」は(tanabeebanatさんの言う通りだとすると)話の土台はバトル漫画になっていて、その上で素材としてギャルゲーを使っている感じ。別の言い方をすると、「ハヤテ」は核の部分にギャルゲーがあるのにたいして、「神のみぞ」は表面の部分にギャルゲーがある、だと思う。どっちが良いという訳ではなく。


 ただ「神のみぞ」の場合、メタ視点というか、桂馬君はギャルゲーの中の主人公であると同時にプレイヤーの視点でも話が進むので、なんとなく私はギャルゲー的というのははばかられる気がする。そういうギャルゲーもあるのかなぁ。そもそもあれだけギャルゲーを表に出してる漫画に対して今更「ギャルゲー的」というのも、なんだかなぁ、という気もする。


 tanabeebanatさん、ここで書いた事くらいはほとんどわかって言ってるんだろうなぁ。わるい人。


 ギャルゲーってホントに何なんですかね?