ハヤテのごとく!第186話 感想 「さよならもない別れ」

 昨日の夜は南十字星を見てました。はい、半強制イベントで2泊4日オーストラリアはケアンズに行ってました、一人で。ええ、いろいろあるんです。というわけで、ハヤテのごとく!第186話の感想。


 今週はあんまりないかな。先週までの過去編はいろいろ含みがあるようでしたが、今週は完結編という感じです。というのが、水曜初読の感想。


 今日改めて読む。骸骨は何ものなのかなぁ。骸骨が出なかったら、ハヤテとアーたんは分かれずに済んだか想像してみた。こいつのせいで二人は分かれてしまったようにも見えるが、そうとも言い切れないのは、事態を悪い方向に加速させてはいるけれど、骸骨が出てきたのは二人が喧嘩した結果であって原因ではない事。原因はハヤテ親が悪いとか、ハヤテがバカだったとか、アーたんが説明なしに一方的に怒ってしまったとか。原因はあっても、最後の結果に結びつくまでに最悪の事態は避けられたかもしれない。
 でも避けられなかった。なぜ?それが不幸というものだから、かな。
 避けられたなかった理由として骸骨が描いたあるけれど、骸骨はこの世の不幸の象徴に見える。世の中の不幸の影でこの骸骨が笑っている、というイメージ。今回は場所の特異性で可視化されただけ。だからこいつを倒すというのは、不幸を乗り越えること、となる。飛行石と結びつけて考えると不幸を引きつけていると考えられるけど、そこは今回はスルー。


 まあ私はBSに書いてあった、「いずれ誰かが倒す」というのは「アーたんは悪の女王」みたいなフェイクのような気もしてるんだけど。まさか剣と魔法で倒すバトル展開ではないだろう、と願いたい。


 14ページ目以降。
 ちょっと芝居がかったセリフがいい。"文学少女"の3巻みたいなの、好きです。


 来週は合併号だから、切り良く次回が過去編のラストだろう。BSのイラストでナギとマリアさんに"ちょっと"出番がある、と言っているのを真に受けると、おおまかな展開は予想できますね。