ヒナギクさんをナギ倒せ!反省会

 まあなんというか、良かったんですかね?
ヒナギクさんをナギ倒せ!リンクまとめ
 書いている方としては面白かったです。自分で考えたネタで自分で笑ってましたから。日比野文の「パンツをはいてる」発言は思いついたとき単行本見ながら吹き出しました。でも今改めて読むと冷めちゃってるせいか、全然面白くないという・・・。そもそもナギの応援企画だというのにネタに寄り過ぎて応援になってないという疑惑もあるし。ヒナギクさんの貧乳は実に弄りがいがありましたけどね。


 とりあえずタカヒナさんにはありがとうございました。ブロガーとしてもその他諸々でも上(私が勝っているのは年齢くらいだな(笑))と思われる方に遊んでもらっているような感覚でやっていました。
 100話に1回のファン投票ということでヒナギクの悪口(というか単なるネタ)を書いてみたわけですが、ヒナギクファンの気分を害さないよう心がけたつもりではあります。そもそもヒナギク票を削ることを目的としたネガティブキャンペーンなのだから、ヒナギクファンを怒らせて読まれなくなるのでは意味がない。読んでもらってヒナギクはもうダメだということに気づいてもらって他のキャラに票が流れることで相対的にナギ優位な状況をつくるのが目標でしたが、そんなことした人はいないでしょうねぇ(いたらコメントください)。


 票が流れるかはともかく、敵さえも笑わせてやる!という結構遠大な気概でやっていたのですが、それって難しいですね(実際"敵"なんていないのですが)。
 でも私はほとんどの人が面白いと思う状況というのはあると思っています。それはなんというか、「事実」を「適切に表現する」ことで可能なのかな、と感じています。例えば戦時下のジョーク集というのがあります。検索してみたらちょうどこいんさんが書評されていたのでリンクを貼っておきます(私はこの本を読んだことはありません。この手の本のナチスドイツ編みたいなのは昔読んだことがあるのだけど、今は手元にないです。書店で探してもなかった・・・)。
日本の戦時下ジョーク集〜太平洋戦争編 早坂隆 | 読書は呼吸
 戦時中のジョークというのは苦々しい「事実」を笑い飛ばすために「適切に表現する」ことで「事実」の普段は見ない・見えない部分に焦点を合わせている(合わせさせている)のだと思います(すべてとは言いませんが、というか読んでなかったりするのですが)。
 今回の企画も作中の事実をベースにして、それをうまい具合に表現できれば反発を受けることなくウケを狙えるのではないかと思っていました。その線を強く意識して書いたのがヒナネガ1と4ですね。しかしこの2つは後から自分で見るとどうも毒がなさすぎるような気がします。どちらかというと5回目の「クマさんパンツ」の方が嘘を基にしているとはいえ毒があって良いかも、と思います。
 考えてみると戦中ジョークの面白さは、笑いの後ろに歴然として悲劇的な事実があることが尾を引くという面があるのかもしれません。そうすると私の書いたものが後から見るとあまり面白く感じないのはその辺りの差も原因の一つかと思うのですが、その点後で読んでも面白いものが書けるこいんさんはさすがだなぁ思いました。まあマリアさんをネタにすると後ろに点々と赤いものが尾を引きそうですがそれは置いといて・・・。
(この辺は相当色々なことを考えたのですが全くまとまらなくなったので書くのをやめます。)


 とりあえず上に書いたこと以外にも色々考えられたし、私は今回のファン投票をかなり楽しんだ部類に入ると思います(日本で、いや世界でも)。ファン投票期間中は仕事が忙しい時期と重なって、朝8時に家を出て帰ってくるのが夜10時〜11時で1回軽く体調を崩したりしたのですが何とか続けることができました(がんばったんだぜぃ)。まあそれは普段の私がいかにグダグダしているかの左証でしかないのですが。
 9回目で反省会をすると書いたので、早く何か書かないといけないと思っていました。思ったより書くのが難しくて、ようやく解放された気分です。ではさようなら。


・もうちょっと書きたい
 リンクした書評のコメント欄に「論理性」という言葉があったので、一緒に書いてあった「パピルスに書かれた「まったく最近の若い者は…」」というネタ(?)を私なりに「論理的」に延長してみました。


 20xx年、ついに人類は地球外知的生命体からのメッセージを受信した。
 助手「博士、地球から100万光年先にある惑星からメッセージを受信しました!」
 博士「何、100万光年!?となると地球からの送信に対する返信ではなく向こうから・・・。
    どんなメッセージだったんだ?読み上げたまえ!何をしてる、さっさとしろ!!
    あーもう!何をぐずぐずしているんだ。だいたいそんな格好をしているからだろう。
    研究をなんだと思っているんだ。まった」
 助手「まったく最近の若い者は…」
 博士「っこ、この若僧が!わしをバカにしているのか!」
 助手「メッセージを読み上げただけです!」


 こんな感じ?
 論理性というとヒナ恋の「かわいいヒナギク様は好きですか?」を初めに見た時、ファン投票に対してFCが行う企画として「論理的」にわかる企画だと思い、さらにネガティブキャンペーンをやるというのも某国の選挙を考えると「論理的」にありうると思ったのでやってみようと思った経緯があります。
 まあ「論理性」とかなんとか言いつつ、今日はくだらないことを考えてたんですけどね。
 うちにもiPhoneがありました! - Mesanの誤爆日記