ハヤテのごとく!第197話 感想は書きにくいけどいい感じ

 マリアさんの寝顔を見ていると「ジャンクにしますよ」を思い出してしまってちょっと怖いです。軽いトラウマ?


 非常に雑音の少ない話でした。それが早朝の静かなイメージとも重なっていて、感想は書きにくいけれど良い感じでした。物語全体の進行に関係ないとかで好きになれない人もいるかもですが、なんというか、感触を楽しむ、というような話だったんではないでしょうか。画もいつもと違った感じで、4ページ1コマ目、5ページ2コマ目、6ページ2コマ目なんかは今まで描かれていなかったと思います。


 今回の話は先週までの流れとつながっていないし、どこの話ともつながっていないから、極端な場合でなければいつやってもいいような話だったと思います。こういうのは今までもあったような気がしますが、登場人物がナギ、ハヤテ、マリアさんに限った場合でかつ4巻(学園編以降)だと、8巻11話の釣りの話くらい思いつきません。他は話の導入部などで前回の流れを汲んでいたり、他の登場人物が出ていたりします。登場人物を限ったのはさっき言った「雑音の少ないさ」がこのあたりに関係すると思うからです。限定しすぎのような気もしますが。


 よく見てみたら8巻11話も1ページ目に試験云々というセリフがあったので時期は限定されるのですが、まあそれは置いておいて今週の話と比較すると、三千院家の食卓事情が明らかにされるという共通点はあるけど、釣りの話はおさわりがあったりしてドタバタ感のある(そこが面白いのだけど)話だったのに対して、今週は実に静かな話でした。
 想像ですが、作中で30分〜1時間くらいの話だったのでしょう。別にこれは珍しくない時間かもしれないけど、早朝の話というのはなんとなく作中時間を意識させられます。


 最後にナギ。今週は多分半分以上のコマにナギが出ていましたが、6ページ1コマ目とか7ページ1コマ目が好きでした。