紫子さんは戦っていたんだと思った

 妄想を1つ。
 ハヤテのごとく!13巻のカバーに載っている1つ目のおまけ4コマ。ナギの名前の由来について描かれたやつについて。


 「この世のすべてをナギ倒せ」ですね。
 某FCの名称にもなっていますが、前からこの由来には納得がいかなくて、だってメインヒロインだぜ?、みたいな。ギャグとしても意外性だけであんまり・・・、という感じだし。まあ個人的に。
 で、ナギたんにぴったりの美しい由来を結構本気で考えていました。それにしてもあそこの4コマの設定は何なのかなぁ。今までのを見る限りだと重要ではないけどその場限りの設定でもなさそうで、一応公式なものなんだろう。気に入らないから勝手に設定を覆してしまおうというのもなんだけど、そういうのもいいんじゃない?という。


 結果、全く思いつきませんでした。木の名前とかあるけど、なんかねぇ。


 先週もチョロっとこのことを考えていたら、ふと、紫子さんの願望なんじゃないかと思いました。紫子さんがこの世のすべてをなぎ倒したかったんじゃないかなぁと。
 16巻のプロフィールで「無能」と書かれていた人ですが、この言葉はとても気になります。父親の帝はおそらく非常に有能な人です。有能な父親と無能な娘。親子の間に溝があったのではないかと想像してしまいます。保護の名の下に娘を完全に支配下に置くようなことがあって、紫子さんはそれに反発していたんじゃないかとか。
 最終的に紫子さんは帝の干渉から逃れることができたのかな?紫子さんの新婚旅行が熱海だった(12巻)のは、結婚相手にお金がなかったからとか。この人が紫子さんを三千院家の外に連れ出してくれたけど、早くに亡くなったから結局戻らざるを得なかった。自分一人では何もできなかったし、大事な娘(ナギ)もいたから。
 娘の名前を「この世のすべてをナギ倒せ」から名付けたのは、この世のすべてをなぎ倒して自由に生きたい、という望みを持っていて、娘にもそういう風に生きてもらいたかったから。


 なんか時系列がおかしいようにみえるのは仕様です。いや、問題ないか?


 とりあえずこのくらい考えると4コマの設定にも納得できました。ハヤテ過去編の最終話で紫子さんがチラッと出ていたのはまさにこの望みが叶っていたときだったのかと思います。
 以上妄想でした。