ふたばについて

 チャンピオン立ち読みでみつどもえだけチェック。途中で吹き出しそうになり最後まで読むのを断念しようかと思ったがなんとか読み切る。話数をみてなかったんだけど、2009年の節分ネタです。

 読み終わってふと思ったのはふたばは今週の話のように他人になりきるのがうまく、そのネタも多いこと。すぐ思いつくだけでも単行本6巻までに4回ある。(タイトルは記憶にあるだけなので間違っているかも)
・ふたばさんチェンジ(みつばになりきり)
・ふたばさんチェンジ2(風邪でひとはそっくりに)
・きせかえふたちゃん(杉崎さんになりきり)
・タイトル忘れた(眉毛が吉岡さんに)
 ひとはのときは意図せずだったし、吉岡さんも眉毛だけで済んだが、みくちゃんになったときはみっちゃんのスカートの中を盗撮する姿を再現し、みつばになったときはひとはには本人以上にそっくりと言わしめ、大好きなパパをうざいと罵倒した。
 なぜふたばはこういうキャラなのか考えてみました。


 まずなぜふたばは他人のマネがうまいのか。これは2つ理由が考えられる。
 1つめはふたばはおっぱいに限らず画がうまいこと。私は画なんか描けないからよくわからないんだけど(無責任だな)、画がうまい人は描く対象をよく見ているのだと思う。つまり観察眼があるということ。おそらくふたばは普段から回りの人をよく見てその振る舞いを学習している。そんな風に見えないかもしれないけどそうに違いない!武術を習っている(習っていた?そういえばこれに関する描写は全くない)あたりも影響しているのかも。
 2つめはふたばには邪心がないこと。。何も考えずにみつばのマネができるからこそ、心にもなくパパうざいと本人の前で言える。またみくちゃんについても彼女の行為をあれこれ考えずに見ているからマネができるのだと思う。本当に何も考えていないのだ!(失礼だな!)。だからビデオカメラみたいに他人の行動をそのままインプットして、そのままアウトプットできる。子供が大人の行動をまねるみないたものだな。


 次になぜしばしばふたばのなりきりがネタになるのか。
 私の独断かつ適切な言葉なのか自信がないが、三つ子の中で最もキャラとして"浅い"のはふたばだと思う(*)。みつばは他人に対して攻撃的(サディスティック)な面があるが、実は優しい子だというのはかなり早い段階から明らかにされている。ひとははガチレンジャーで変わった。これでひとはの黒い側面と白い(?)側面がうまく描かれるようになった(初めからあったエロ本を読むというのはそれだけでは長続きしにくいネタだと思う。あと単純に私はガチレンジャー好きのひとはが好きです)。つまり二人とも二面性があり、その両方を使って描かれることが多い。
 これに対してふたばは先にも書いたように無邪気さゆえか二面性はない。そしてこの二面性のなさを補うのがなりきりネタなのではないかと思う。変化をつけるため普段のふたばとは違うふたばを描くには、何かになりきるのが描き方としてベストなのではないか。下手にふたばの変化を描こうとすると天然キャラとして描きにくくなるような気もするし。


 まぁふたばはキャラが"浅い"などと書いてしまったけど、三つ子は三人三様なのが良いのであって特にふたばに不満があるわけではないです。ただ私が言葉にしようとするとトゲがあるなぁと。とりあえずふたばはモノマネがうまいということだけ覚えておこう。


(*)(後記)やっぱり不適切だと思う、という言い訳。


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