何書こうかなぁ

 以下の記事へのレスです。
 http://d.hatena.ne.jp/raindroptraces/20090124/p1


 すみません、レスを書く時間は十分にあったのに他の漫画にかまけていました。
 この記事では何回かに分けて書く予定の今回のレスの方向性、概要みたいなのを書きます。たぶん私の方がずっとずるいです。


 さて、まずマリアさんと学校云々の話ですが、この方面は戦線放棄します。私の方から言い出したことですが、もう書きたいことはありません。まいりました。これについて書くとなにかひどく迷走していた感じがします・・・。これ以外について何を書くのかというと以下。


 前にチョロっと書いた「成長」と「ベクトル」の話ですが、多分今回のレスでは詳しく書きません。ただ、あんな書き方じゃ意味分からないのは当然だし、これからレスを書く上でraindroptracesさんとの考え方の相違点にもなりそうなので要点だけ書きます。
 「成長」というと、現実の世界では肉体的な面や精神的な面、仕事とか勉強、あるいは趣味の方面での上達など様々なものがあると思いますが、こと漫画の世界で描かれる「成長」というのは作者が意図して描くテーマのようなものがあって、色々なエピソードがいかに「成長」に寄与するかはそのテーマに沿った形で考えるべきなんじゃないかと思っています。テーマに沿った話であれば小さな出来事でも成長に大きく関与するし、逆にいかに大きな出来事でもテーマからかけ離れた出来事なら成長とはあまり関係ない。まぁ当然といえば当然の認識です。でも「ハヤテ・・・」という漫画はこのテーマというあたりが(私には)良くわからないのでちょっと困るところです。スポーツとか格闘漫画だったらほとんど明らかだと思うのですが。
 わからないので勝手に想像すると、ナギに関して言えば良く言われていると思いますが「大人になること」だと思います。なので私はナギの「漫画家になる」という夢についてはあまり重視していません。夢を持つことが結果はどうあれ「大人になる」ということに影響を与える、という以上の意味はないと思っています。その他諸々、例えば何度か出て来た食事に関してもそういう観点から見ています。食事は現実の人間にとって重要なのは間違いないですが、物語としては重要な要素ではない気がします(設定とかそういうものかと)。


・「導く」という言葉

マリアさんがナギにしていることは、「先導」ではなくて「後押し」だという話に関しては、「後押し」も「導く」行為に含まれるというのが自分の見解です。押しても引いても目指す場所にたどり着かせることが出来るなら、それは導いていることなんだと思っています。

 ではマリアさんが目指す場所、ナギを導きたいと思っている到着点はどこなのか、それが良くわかりません。2巻で「真人間になること」というようなセリフがありましたが、それだけでは漠然とし過ぎていると思いますし、「立派な大人になること」だとしてもこの漫画には立派な大人は居ないと言っても過言ではない以上、イマイチな感じです。
 私としては「導く」というのなら、導く場所も分かっていて欲しいと思います。ふと思いついて英和辞典(英語学習・TOEIC対策・英辞郎 on the WEB | アルク)を引いてみました。「導く」という言葉の訳として「lead」とか「guide」が出てきますが、リーダーとかガイドといった役割は目的地がはっきり分かっているからこそまっとうできるものだと思います。まぁ、私はそういうイメージを持っているというだけでraindroptracesさんは別様の解釈をされているだけのような気がするので、的外れな揚げ足取りなのかもしれません。


・「不可逆性」とかなんとか
 書いた時は熱心に考えていましたが、今となっては何を考えていたのかよく思い出せません(汗)。すみませんが、忘れてください。いつか何か書くかもしれません。


・この後書くこと
 妄想の類いを1つ。これが今回の議論に直接関係あるかわかりませんが、わりと長いこと考えていたことを。特に変わったことを書くつもりはないけど、どうなのかわかりません。


レスまとめ