チェーザレ 破壊の創造者5巻 感想

 アンジェロとエミリアは確実にくっつくだろうな。エミリアはかわいいけど、アンジェロの方がかわいい。しかしジョヴァンニ閣下はさらにかわいい。


 5巻はお祭り編と模擬戦の2つがメイン。特に模擬戦は当時の資料に基づいて推測したメンバになっているのがこの漫画らしい。


 さてエミリア。彼女は物語に影響を与えるのか?与えないだろうねぇ。史実に基づく漫画だから。でもアンジェロには与えられるはずで、このさきのアンジェロの決断(何かそういうものがあるだろうと思っている)に関わってくるのだろう。
 この漫画が厳しいところは、チェーザレの現時点での完成度が高すぎることだと思う。だから変化がない。もう悟ってしまったような雰囲気があって、そこが魅力的だと言う人もいるだろうけど、誰も彼に影響を与えないから人間関係の意味が希薄な感じがする。お祭り編の最後のエピソードは例外になりうるのかな。
 あとセリフ回しがなんか変。39話の5ページ目の「そうそう、それ大事」とか、アンジェロがつっこんだ「間」以外になんか違和感を覚える。
 騎馬戦も迫力があるような、ないような。たぶん画というより構図の問題。やる気のないフィオレンティーナの面々は良かった。ジョヴァンニ閣下の父ロレンツォとのエピソードも興味深い。メディチの息子とはいえ、いや、だからこそ閣下も大変だ。


 うーん、また愚痴ばかりになってしまった。先の展開が楽しみなんだけど、遅々として進まない。これはハヤテのごとく!以上だ。6巻はいつ出るのか。心配になってくる。
 そういえば5巻発売前に発売日の事を書いていたら、一日一件くらいの割合でgoogleからアクセスしてくる方がいたから今回もわかり次第追記しておくつもりです。


 1巻から4巻までの感想はこちら