とらドラ!(アニメ)第2話

 第1話の感想ではネガティブなことばかり書いたけど、あれを書いたのは2回第1話を見た後で、もう1回見たら割りと違和感無く見れました。1回目だと原作との違いにばかり目がいってしまって強烈に違和感を覚えたのですが、3回も見れば慣れるようです。慣れたというか、あきらめたというべきか。2話以降はそういう感じで見ることにします。いや、もうそういう風にしか見れないので第1話の感想は書いておいて良かったと思います。


 第2話も2回見た。見過ぎ?というか感想書くための確認も兼ねているのだけど、やっぱり北村ヒデー。
 大河が北村に告白する場面で「高須のことが好きなんじゃないのか?」は分かるけど、「(高須のこと)嫌いか?」って、なぜにそこまで問う?これは原作には無かったセリフで、告白の場面全体の流れが原作と微妙に違う。時間的な問題なのかもしれないけど、第1話のときと同様になぜ変えたのかよくわからない場面でもある。原作では「大河・竜児は付き合ってる?」→「北村君が好き!」→「でもでも、高須君のことが嫌いなんじゃない」なので、アニメは2番目と3番目がひっくり返ってる。原作の方は大河が勝手に3番目のセリフを言い始めるから大河のドジッ娘属性が発揮されているし、大河→竜児の気持ちの表れでもあるので重要な所だと思うのだけれど。
 あとこの場面の前の、みのりんが竜児・大河を屋上に呼び出したときの北村の登場シーンもちょっと変。原作より変人。今後どういう扱われ方をするんでしょうか・・・。そういえばOPで狩野姉妹の兄の方こと生徒会長様も登場されていましたが、画は原作とはだいぶ違うような印象を受けました。


 第2話の見所はやはり電柱の場面か。個人的には原作の同じ場面での大河のセリフ「私はだめだ。やさしくなんかできない。許せないものが、たくさんあるから。・・・ううん、この世の中で、許せるものなんか本当に少ししか私にはないの。」は好きなので省略されたのは残念だけど、まあ仕方ない。ここだけじゃないけどアニメ版は話全体が単純になっているみたい。まあ原作はラブコメとは言いがたい展開をしていて全部盛り込むのは不可能だから当然なんだけど。アニメを見て原作の解釈をしたりするのも良いかと思いますし。


 ちょい気になったのは大河がクッキーを渡そうとして北村を追いかけて、階段から落ちた所を竜児が助ける場面。原作では謎の超能力設定が出てくるところで、私はここは超能力云々でなく、実質やっちゃん関連のエピソードで原作9巻の伏線の一つだと思っている。アニメ版では誤解を招きそうな超能力云々は出なかったしその方が良かったと思うけど、やっぱりやっちゃんはアニメ版では出番が少なさそう。


 結局今回も原作と比べてばかりだったけど、次回は予告を見る限りアニメオリジナルストーリーぽいので期待しています。


 川嶋さんはいつ出るのかな?

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